0258学-まなぶ -> 先人の知恵
筆者:ケサジロー
2007年12月28日 23時31分
県立近代美術館で開催されている「加賀の伝統美 石川県立美術館所蔵名品展」に行ってきました。
10月に見た「日本のわざと美」展は近代の作品でしたが、こちらは11世紀から最近の作品まで、出品されているものにかなり年代の幅があります。
展示品の種類も屏風絵から蒔絵、九谷焼や加賀友禅など多岐に渡ります。
中でも私が惹かれたのは九谷焼と蒔絵です。
江戸時代の古九谷などは独特の力強い色使いが印象的で、現代の作家の作品かと思うような絵づけがされています。
いわゆる「和風」という言葉から連想するイメージとはかなり違っていて驚きでした。
蒔絵は「日本のわざと美」展でじっくり見てその緻密さに驚いたのですが、今回もやはり見入ってしまいました。
「日本のわざと美」展では近代の作品にモダンさを感じたのですが、今回は古いものに古臭さを感じないという不思議な感覚を持ちました。
矛盾するようですが、作品から受ける印象というのは単に時間軸的な時代だけでは決まらないのだということでしょうか。
それにしても近代美術館は駐車料金を気にしないでじっくり鑑賞できるのが嬉しいです。
2008年1月14日(月・祝)まで開催しています。
■新潟県立近代美術館
http://www.lalanet.gr.jp/kinbi/
10月に見た「日本のわざと美」展は近代の作品でしたが、こちらは11世紀から最近の作品まで、出品されているものにかなり年代の幅があります。
展示品の種類も屏風絵から蒔絵、九谷焼や加賀友禅など多岐に渡ります。
中でも私が惹かれたのは九谷焼と蒔絵です。
江戸時代の古九谷などは独特の力強い色使いが印象的で、現代の作家の作品かと思うような絵づけがされています。
いわゆる「和風」という言葉から連想するイメージとはかなり違っていて驚きでした。
蒔絵は「日本のわざと美」展でじっくり見てその緻密さに驚いたのですが、今回もやはり見入ってしまいました。
「日本のわざと美」展では近代の作品にモダンさを感じたのですが、今回は古いものに古臭さを感じないという不思議な感覚を持ちました。
矛盾するようですが、作品から受ける印象というのは単に時間軸的な時代だけでは決まらないのだということでしょうか。
それにしても近代美術館は駐車料金を気にしないでじっくり鑑賞できるのが嬉しいです。
2008年1月14日(月・祝)まで開催しています。
■新潟県立近代美術館
http://www.lalanet.gr.jp/kinbi/